特殊電池の護衛仕事を終えたガーディアンズの面々だが、ロケットが電池の一部を盗んだために追跡されてしまう。
そこを救ったのはエゴと名乗る謎の男だった。
エゴは自分がピーター・クイルの父親だと語り、自らの惑星にピーター達を招待するという・・・
クリス・プラット演じるピーター・クイル率いる、宇宙のアウトロー集団『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の活躍を描く、マーベル・コミックの実写化シリーズ第2弾。
『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては第15作品目の映画である。
全身金ぱく星人から盗みを働いて狙われたり、主人公の父親が現れて主人公と親子の絆を取り戻そうとしたり、宇宙窃盗団の権力争いがあったりの話。
PVとか広告が不評だった今作なのですが、実際に見てみるとああ!これは情報下手に出すとネタバレになるわ! って感じだったので、あれで正しかったんだなと知る事が出来ました。
B級感はそのままに、映像もストーリーもスケールアップ。
OPシーンの画面の作り方など新しい事をやろうとしてる姿勢も満載で、見てて飽きなくて大満足。
さらにはラストの男気溢れる演出で、まさか泣かされるとは思ってもみなかったので、期待以上の出来栄えでした。
ただ、続編にありがちである登場人物の相関図が最初わかりにくいのが難点。
でも、それを差し引いても1作目を上回るできだったと思います。
今回はズバリ「ファミリー映画」。
ファミリーにも色々あるが、実の家族でもあり、徒党を組む意味のファミリーの意味でもある。
しかしアメリカ人は父と息子の話が大好きだなと思う。
基本的にストーリーはほぼ一直線で地球人の主人公ピーターが謎の存在の父親と出会い、その正体に一喜一憂するという、言ってみれば日本のアニメだったら1話で語れる話です。
マーベル・シリーズお約束のエンドロール後のシークエンスもあるが、少しだらけている気がしないでもない。
あと、前作以上にグルートが可愛くて、嬉しかった。
前作のエンドクレジットで植木に生えていたグルートが、こんなにも成長しちゃって…
とりあえず、笑いながらスペースアクション見たい人にオススメです。