怪しい者です

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスの怪しい者ですのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます






ス…スタローンが、MCUにいるッ!Σ(・□・;)
他を寄せ付けない宇宙的超人気を手中に収め映画だけでは止まらずドラマ、アニメ、ゲームまでメディア展開するMCU。今や映画一本作れば国家予算級のケタ違いな収益をいとも簡単に生み出してしまう向かうところ敵ゼロのMCUに使い所がなくなった老アクションスター達をリサイクルする起死回生の老人使い捨て企画SCU(スタローンシネマティックユニバース)を大成功させた男の六法全書シルベスタースタローンが衰えを知らない肉体美を引っさげまさかまさか参戦する事件発生!この衝撃を分かりやすく例えるならテラスハウスの新メンバーに来週から國村隼が加わってくるようなもん。笑

しかもMCUデビューと同時に自身初のIMAX3D 4DXデビュー作。
スタローンがMCUでIMAXですよ⁉︎3Dは過去にあったけど4DXはなかった!これがもう3Dだか4Dだかどっちでもいいほどの立体感(劇場鑑賞当時の感想w)
観客にIMAXと4DXでスタローンを体感してもらう夢のまた夢のような企画をMCUが実現してからはMCUに足を向けて寝られなくなった。

地球では連勝無敗の殺戮部隊エクスペンダブルズを従え宇宙では銀河系最大規模の大宇宙海賊艦隊ラヴェジャーズを指揮するスタローン。スタローンの肩書きがどんどん凄くなっていく(笑)
本来ならスタローンの存在感だけで充分スタローンオブギャラクシーとして成立するところを若手のガーディアンズに花を持たせ自分は脇に寄って見守る側に徹し決して主役の邪魔はしないスタローン。ポスターも自分は出しゃばらずガーディアンズに全て譲る底なしのデカい器。
スーパーアルティメットアクションスターとして不動の地位を確立しゴールデングローブも獲って人生の酸いも甘いも噛み分けたスタローンだからこそ為せるこの謙虚さ。
しかしスタローンにも譲れない物がある。
掟を破るヤツだけは絶対許さない。宇宙海賊なんて非合法な仕事やってるのに児童誘拐は心底嫌う子供に優しいスタローン。掟を破ってこっそり子供を宇宙規模で誘拐するバイトをしてたヨンドゥを心を鬼にしてラヴェジャーズから追放するスタローンの姿はエクスペンダブルズで頭に銃を突きつけ涙を呑んでガンナーを停職処分にした時の悲しい目をしたあのスタローンの姿を想起させた。

「俺の言い分を聞いてくれ!」
「聞くことなど何もない。お前は掟を破った。ラヴェジャーズは子供を取引の材料にしない!」
「前に言ったろ! 俺は何も知らなかったんだ!」
「それはおまえが金儲けの話となると聞く耳を持たなくなるからだ‼︎」
「俺の席を用意してくれ‼︎俺だって炎のエンブレムをつけてるんだ、あんたと同じようにな!」
「お前が俺たちと同じ格好をしていようが、ヨンドゥ、お前が死ぬときに自由のホルンは聞こえないしオゴルドの光がお前の亡骸を照らすことはない!」

雪降ってるのにわざわざ外で酒飲んでたスタローンから有無を言わさず激しく突き放されるも後に覚悟を決めたヨンドゥの勇敢としか言えない行動に俺とスタローンの魂が震え、宇宙空間に燦然と輝くオゴルドの光に照らされながらあの世へ旅立つヨンドゥと見送るツンデレなスタローンがまるでクリフハンガーの逆パターンのように映って涙腺が暴発し気がつけば真珠のような涙を流していた俺。
さすがは脚本力53万のジェームズガン。スクービードゥーやドーンオブザデッドからサラリーマンバトルロワイアルなど優勝する気しかしない物語をフルパワーでバシバシと書いた男だけあって脚本力の高さはスタローンと引けを取らない。自分の両親をカメオ出演させる自分しか得しない家族愛を持つ男だからこそ書けるエモシナリオ。
ガーディアンズはノリで宇宙を救うのかも知れないがスタローンはノリで仲間を解雇しない。

真の漢気とは何か?について今日は「スタローンinハリウッド・トラブル」で自宅学習するとしよう。