Ash国立ホラー大学院卒論執筆

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスのAsh国立ホラー大学院卒論執筆のレビュー・感想・評価

4.4
【神々の戦い】

1は完全にコメディだったが、今作は感涙シーンがなんと二つもある。『デッドプール1』がコメディで『デッドプール2』でファミリー映画()になったのと似ている。

そのデッドプールと同様、今作は遥かに前作を凌駕している。ただのおバカコメディではなく、中身のある作品であることを証明した。アクションも超スタイリッシュで半端なく凄い。多くの面においてGOG2は傑作だと言える。

今作や『デッドプール2』、『アベンジャーズIW』によってMARVELはDCの栄光(ダークナイト三部作・ウォッチメン等)は終わりあるものと示した。今までMARVEL派・DC派は対立構造を保っていたが、DC派の大半はMARVEL派に流れているだろう。仮にそうでなくても、DC派だと胸を張って言い切れない時代が来た。TVドラマでも同様の事態が起きており、MARVELのポテンシャルの高さに日々驚かされる。今作は現実世界においても、神々(巨大資本)の戦いの戦役であるわけだ。