先月辺りにエントリーシートの受付が終わった、十数年ぶりのJAXAによる新規宇宙飛行士選抜。
なんと今回、文系の諸君も応募可能であったとのことで、アレ？英語さえなんとかすれば、ボクもミッション参加出来るんちゃう？とか思ってましたけど、「宇宙兄弟」を読んでから、二次方程式辺りで数字と縁を絶ってしまった、ボクの月重力よりも軽過ぎた考えは崩れ去りました。
コミュ力や、マルチタスク能力以外にも、物理学や航空力学etc,,,
宇宙飛行士に求められる能力って多すぎ…若田さんや星出さん達って改めてスゴ過ぎな方々なんだなぁと。
本作「オデッセイ」も、地球から7,500km離れ、一日の長さは地球のそれと変わらぬものの、夜の気温は氷点下-100℃まで冷え込む。
そんな火星に独り取り残された主人公が、植物学と化学の知識をフルに活かして、過酷な環境下に立ち向かっていく。
状況は真っ暗だが、常に前向きに、ウィットに富んだ冗談飛ばしながら、ディスコミュージックと共にもがく主人公を、地球から支える管制官たち、そして仲間のクルー。
1人1人があらゆる分野のスペシャリストで、1人1人が主人公の生還の為に働く。
何かを極めたり、スキルを手に入れるのはとても大事やなぁ。
宇宙の道は切り拓けないけど、自分の道を開拓していく為にも、何か極めていきましょ。
何極めるか…数学は…ないなぁ。
