ぐっない

オデッセイのぐっないのレビュー・感想・評価

オデッセイ(2015年製作の映画)
4.7
たった1人の人間を助けるために、みーんな、一生懸命なんですよ。ただ、助ける、それだけ。それだけのために台湾の人も力を貸してくれて、どっかの学生がすごい提案しちゃって、仲間たちが命かけてる。泣けたなあ。だって本当、みんな、いい人たちなんだもの。
タイムズスクエアにアメリカ人集まっちゃって、アメリカの旗振っちゃって。全然知らない人なのに。やっぱ人間ってすんごいじゃんって、なんかあたしまで神に祈ってた。世界中の思い出せる宗教の神様と、ポセイドンとかなんちゃらとか、とにかく全ての神様お願いします、彼を助けてくださいって。
だからね、彼が確保された時、あたし、泣けたんだなあ。タイムズスクエアで喜んでる人たちと一緒にアメリカの旗振っていえーいって言ってた、頭の中で。NASAの人たちと一緒にガッツポーズしてた、これは現実で。


最近のSF映画は、人間最高!!って思える。去年、なんか人間大嫌いで、宇宙人になってやろうって思ってた。宇宙行って、地球なんかおさらばだって。この映画見て、やっぱり宇宙行きたくなった。だけどそれは、地球人が嫌なんじゃなくて、地球人が好きだから。地球人として、宇宙から地球眺めて、あーやっぱ人間でよかったわあって思いたい。

地球大好きですよ。人間って絶対宇宙人になんか負けない気がするんですよ。だってさあ、1人助けるためにあんなに頑張れちゃうんだもん。間違いなく素晴らしい人種だと思うんだよなあ。時に宇宙海賊で、時にアイアンマンの彼のように、ポジティブで前向きになりたい。あたしもこの映画の一員になったような気分で、そんなことを思ってます。
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