このレビューはネタバレを含みます
これを見た後ウルトラマンのジャミラ回を見るとなんとも言えない気分になる映画。
火星の雰囲気や、希望を捨てず生き抜こうとする主人公の姿勢、なによりそれを必死でサポートしようとする地球のスタッフ達という構成によって特に嫌悪感もなく見ていられるのだけれど、さすがに143分あると「とりあえず映画用のサプライズ」みたいな演出が気になってしまった。別に畑崩壊も補給ロケット打ち上げ失敗も、最後のインターセプトのドラマチックな展開も必要なく、ただ淡々としてくれても良かったなあ。