観る前は140分近くある本編の長さに飽きずに観れるか心配だったけど、ちゃんと話が進んでいったから飽きずに観られた。それに映画の中では普通に数ヶ月が過ぎる内容だったからこの長さになるのは納得だし、逆に90〜100分位だったらかなり省略したりで分かりづらくなってたのかなと思う。
まず思ったのが、近い将来にこの映画みたいなニュースが普通にテレビとかで流れてきそうなくらい現実感があった。という事は火星への有人探査とかをもう普通に受け入れている自分がいるんだなって事に気づいて驚いたし時代の進歩のスピードにちょっと怖くもなった。
主人公がポジティブで行動力があったから生き抜く事が出来たのかなって思った。序盤のお腹に刺さった金属を取り除くシーンなんて観てるこっちまで痛くなる位リアルだし演技にも凄い迫力があった。
順調に植物を育ててたのにある時に挫折してしまい、更に地球からの助けも遅れると知らされた時は普通はもう諦めそうになるけど、もう一度やり直そうと行動し始めるところがすごいなぁと思ったし、こういうところが宇宙飛行士の持つべき素質なのかなとも思った。あと、ところどころで有名な洋楽が流れて主人公のやる気が上がったりして、音楽の力の偉大さも感じた。
