ちゃんと実証的サイエンスのあるSF映画なんじゃないだろうか。科学の力ってすごいな、科学に通じている人ってすごいなと感心しきり。原作を読んで、どのように科学的な裏付けがなされているのかもっと詳しく解説してもらいたい。といっても、科学的リテラシーのない私には理解出来ないかもしれないけど。水のないところでどうやって水を生み出すか、遠い昔に理科の実験でやったような気がするが、もう全然覚えてない…。
カッコよくて仕事のデキるルイス船長の音楽の趣味が悪いっていうネタがすごく効いていた。
それと、このイントロどこかで聞いたな、と思ったらやっぱりあの歌だった。The Martianというタイトルのこの映画にこれ以上ピッタリの曲はないのでは！もしやフルバージョン？
女性スタッフたちが女性だという点に特に注目を集めず淡々と仕事しているのはいいけれど、似たタイプのスレンダー美女ばかりでそれぞれの個性があまり感じられず、クリスティンウィグまで同じように見えたのは私が見落としたのか？さすがに中国人女性は目立っていた。
長官役のジェフダニエルズ、スピード以来？で見た気がするが、あまり変わってない印象。でも、ずいぶん偉くなったね！
火星はヨルダンのワディラム国立公園などで撮影され、他はCA州パサデナのジェット推進研究所、NASAのジョンソン宇宙センターを除けば、主にハンガリーで撮影されているって意外。プダペストの西にKorda Studio という映画スタジオがあって、そこを中心に空港やBudapest Whale(真珠じゃなくて鯨！) というショッピング＆カルチャーセンターなど、あちこちで撮っているようだ。セットでは実際にジャガイモが栽培された模様。
