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モデル・ショップのsaoriのレビュー・感想・評価

モデル・ショップ(1969年製作の映画)
4.0
前作のローラと合わせてみてやっと面白いと感じれた。

前作も今作も主人公となる青年が社会に対して無気力で諦めてる、ローラと出会って少しの希望を持って感情が久々にうごく、
しかしローラの人生は青年たちとは交わらない、ローラはいつも誰かを待っていてそしてその人のために生きている。

青年たちはローラとの一瞬のすれ違いを経てまた自分の人生に戻る。
どちらもその一瞬を描いてる。

ローラの人物像も、主人公青年たちの人物像もとても舞台の歴史的背景を感じるし現在では生まれ得ないキャラクターだと思う。

モデルショップというお店がほんとにあったのかな!とても素敵だった。
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