ある医師の決断とその窓から見える光景。
窓の外と室内。それぞれの音。
このクレイジーな対比は、原発事故やコロナショック、戦地の子供たち、今まで目撃し、驚愕したいくつかの光景を思い出させる。
まさにパラレルワールド。まあ生と死というものもしっかりと繋がったパラレルワールドだということなのか。
すごい映画だった。一切音楽らしい音楽は使用されていない。トルコの草原で淡々と流れていく1日の中で、停電の夜に…解剖室で…ドラマチックなことは起きているのだ。
”ほとんどの自殺が人を罰するためではないのですか?”というセリフが響いた。