ナミ

マイ・ベスト・フレンドのナミのレビュー・感想・評価

マイ・ベスト・フレンド(2015年製作の映画)
3.8
Miss You Alreadyってすてきな原題なのに邦題がダサい!!
いつも思うけど邦題ってほんと誰が決めてるんだろう…変な邦題のせいで然るべき層からスルーされてる洋画絶対いっぱいあるよなぁ…やるせない。

ゴージャスでセクシーなセレブからどんどんやつれていくトニ・コレットと、対照的に母となってどんどんふっくらしていくドリュー・バリモア。
二人とも役作りがハマっていて好感が持てる。
登場人物が皆いい人すぎずそこそこ駄目で、でも本当に悪いやつは誰もいないのもちょうどよかった。全員にちょっとずつ共感できて、だからこそちゃんと難しさも感じられた。

10代の頃に観ていたら今ほど響いていなかったと思うし、もっと年取ったり環境が変わってから(例えば子どもが出来てから)観ていたらまた違う視点で観ただろうし、映画って人生のどのタイミングで出会うかによっても評価が変わる、本当に運命的な体験だなぁと思う。
今しか感じられないもののために、これからもたくさん観なければ!
ナミ

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