しん

パレードへようこそのしんのレビュー・感想・評価

パレードへようこそ(2014年製作の映画)
3.8
炭鉱の閉鎖によって苦しむ田舎の炭鉱組合に手を差し伸べたのは、ゲイやレズビアン達だった。
この映画、実話をもとに作られているらしいのですが、事実は小説よりも奇なりとはよく言ったものです。
「奇」というよりは美しいといった感じですかね。

同性愛者と炭鉱夫、謎の組み合わせに最初は戸惑ってしまいました。
住む世界の違う人間同士で手を組んで共通の敵に立ち向かう。とてもいいように聞こえますが、実際はそんなに単純なものではありません。
仕事を奪われ生きていくのに精一杯な炭鉱夫、差別を受け続けてきた同性愛者達、両者がわかり合うのには一体どうすればいいのか...

この映画の和解のシーンでは゛握手゛が象徴のようなものてして取り上げられていますがこれがまたグッときますね。

意外だったのはハリーポッターでお馴染みのイメルダ・スタウントンが出演しているんですね、それもまたいい役で。
この映画は個性豊かな女性たちも魅力のひとつです。

映画の最後で登場人物のその後のようなものが字幕で出てくるのですがそこでなぜかウルッときてしまいました。