りゅー

パレードへようこそのりゅーのレビュー・感想・評価

パレードへようこそ(2014年製作の映画)
5.0
LGBT系の中でもとても好き
とてもパーティーな映画で、嬉しくて楽しくて、でもどうしようもない現実に耐えてる姿はわかる

同性愛だけの話ではなく、主人公達がセクマイだと言うだけで、
お話のテーマは「プライドを持て」と言うこと。
そこにゲイとかストレートとか関係ない
人生を精一杯歩け!自分を持て!
そんな全力の想いが伝わる感じで
本当に元気になるパーティーな映画

実話だし、あの時代の同性愛関連だし、きっともっと事件もハプニングも沢山有ったはず。
事実、セリフや行動の隅々に散りばめられた言葉等からそれは察する事ができて、それらを下手にねじこめず、あれもこれも入れないで
本当に炭鉱の人々との交流、絆からパレードまでにキッチリ絞って描かれてるから凄くまとまった、良い脚本だなぁ!!
と感心するばかり

登場人物が皆、差別も弾圧も受けながらも意外と飄々としていて、笑顔で楽しくて明るくて。
そんなとこはどのLGBT系映画よりリアリティで好き
ゲシンの性格は凄く解るし、凄くリアルだなと思う


とにかく共感もできるし、
感謝もするし、
ありがとうと言いたい作品。

ストーンウォール事件、ミルク氏の運動含めこう言う大きな活動が有ってこその、昨年の全米同性婚のニュースだ。
ありがとう。
りゅー

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