原作未読ながら凄く期待しての鑑賞でしたが、一言で表すと中途半端な作品に仕上がってました。
綺麗な映像に穏やかな音楽と程々に重い内容でゆったり流れる映画になっているんですが、面白味は極端に薄く感動ポイントに乗っかれないと置いてきぼりをくらってしまうかと…
特に終盤は作り方が少し複雑になる上に話が後出しなので内容を繋げるのに必死で泣いている場合では無い笑
ラストに至っては今でも引っかかる所があります。
感動ポイントの散りばめ具合はかなりの数になってたとは思いますが、あまり感情移入できてない状態でポンポン出されても「あ、良い話だね」で終わってしまう感想
圧倒的に人物描写が足りないんですよね。
一つ救いがあるとすれば濱田岳さん。
演技もですが、演じるキャラクターが良いですね。
カッコの良いセリフが飛び出します。
まぁ全体的には『良い話』
良い映画では無く。笑