猫のキャベツ(パンプくん)の演技が凄い!
先ず動かない、噛まない引っかかないは当たり前。
オープニング佐藤健がキャベツをカゴに乗せ自転車をこぐシーン、丘の上に着くと眼下に広がる街を佐藤健と同時に見下ろすという演技!
これがタレント猫さんの力なのか!
仔猫時代のキャベツ役の猫も本当に大人しく佐藤健にされるがまま!
健の脇で寝る猫!
猫を探す健!
健にビビる健‼︎
いつの間にか佐藤健萌になってしまいました。
とにもかくにも猫の演技が素晴らしく、ネコデミー賞があったなら確実に助演男優賞を獲得していたでしょう。
もちろん佐藤健、宮崎あおいや濱田岳などの演技も素晴らしかったです。
携帯が溶けるVFXも中々好みで、映画ならでの演出だなと感心いたしました!(上から目線)
が、しかし映画そのものは全く肌に合いませんでしたね。
作ることに真面目(ストイックさは感じない)すぎるというか、狙い過ぎといいますか。
その割に話が穴だらけだったりして途中から気になって集中できませんでした…。
(例:必要の無い物を消すなら、猫は最悪食料になるからまだ消さなくていいだろ!)
そして濱田岳が講義室でキネ◯旬報を読んでいるのを見て僕は察しました。
「これは、僕が好きな映画じゃないな」って…。