天狗

世界から猫が消えたならの天狗のレビュー・感想・評価

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)
2.3
BA機中にて。

自分としては「死」よりも「生」で感動を与えられるような脚本が好きです。

安易な「死」の設定による「感動」モノが巷にあふれる昨今、この作品も残念ながら安易な「死」に依存した物語です。

「若い主人公の突然の死(余命僅か)」×「家族愛」×「動物(犬や猫)」=「必ず感動」という業界の方程式を強く意識した原作は、やはりこの業界に精通した者による映画化の企図が見え隠れする訳で、自分的には「またか...」でした。

こういう脚本が好きな人も圧倒的に多いと思いますが、あくまでも個人的感想でした。
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