ゆい

世界から猫が消えたならのゆいのネタバレレビュー・内容・結末

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

前に小説を読んでいて、良い話だと思って本を大切にとっていたやつ。
だけど映画を見る頃には、どんな内容だったか忘れていたやつ。笑

観ながら、そうだそうだ!って小説の内容を思い出して見れました。

電話が消えようが、映画が消えようが、時計が無くなろうが、1日だけ生きて、無くなった世界にずっといるわけじゃないんだから、別に無くなったっていいやって思っていたけれど、無くなった事によって自分の思い出も、関係も無くなってしまうんだけど、それをどんどん無くしていく事によって気付く感じが良かった。
私もそれに気付けて良かった。

小説はお父さんとの事が深く書かれているけど、映画ではそれが無くて、でも無いなりに、別の大切な事がしっかりと出ていたから良かったし観やすかった!


人生は近くでみれば悲劇だけど、遠くからみたら喜劇だっていう言葉が良かった!
その映画が観たくなった!
(ライムライト)

あと、いい物語があって、それを語る相手がいるだけで人生は捨てたもんじゃない
みたいな言葉!
いいな〜!
小説だとさらーって見逃してたところだったけど、映画だと、とても印象に残ると言葉だった。


最後、元どおりになった所も映画らしくて好き♡
結末はハッピーじゃないのに、ハッピーエンドなこの感じ好きだな。


全然関係ないけど、滝のシーン。
ちょっと怖くて、一瞬ここに飛び込んで死にたくなったから、今自分こんな事思ってしまったって気付いた時、本当怖かった。笑
なんか全然病んでないけど、あの滝は本当怖い、、、
シーン自体は全然悪いシーンじゃないんだけど、写し方?が怖い。笑
ゆい

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