RAY

世界から猫が消えたならのRAYのレビュー・感想・評価

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)
3.4
“生きている価値”


僕たちは日々を当たり前に生きていて、それこそ何かの価値について真剣に考えることなどほとんどない。

好きなこと。

好きな場所。

好きな人。

それらだって、おそらく(僕等にとっては)日常だ。

この映画では、その当たり前が日毎消えて行きます。


そして、この映画を観て思うのは、生きているということの尊さです。

こうやって映画から何かを感じる事が出来ることも。
誰かと会話が出来ることも。
誰かと一緒にいられることも。

一人じゃないと思えることも。


大切にしなければいけないことばかりだと気付く。


多少、設定が無茶過ぎると思いはしましたが、凄く大切なことを教えてくれる作品でした。


そして、それと同時に大切なことは大切な人たちに伝えなければいけないと感じました。


たとえば、「ありがとう」

たとえば、「ごめんね」


それもまた大切なことなのですね。


観て良かった。
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