しとしとと進んでいく。
じんわりと心に滲みてくる。
かけがえの無いもので溢れるこの世界に、私もそれらに助けられて生きている。
じゃあ、世界から私が消えたなら、いったい何が変わるだろう。
雨の日に観たい余韻が残る。
------------------------------------------
”世界から僕が消えたなら、
一体誰が哀しんでくれるだろうか。”
”世界から僕が消えたなら、
叶えられなかった夢や想い。
生きている間にできなかったこと。
やり残したこと。
後悔がきっとたくさん残るだろう。
だけど、僕がいた世界と居なくなった世界は違うはずだと信じて。
それこそが僕が生きてきた証。”
”時間から逃げ回ってるんだよ。
人生を秒とか分とかに区切って不自由にしてるのは人間だけだ。
それを壁にかけたり、部屋に置いたり、腕にまで巻いちゃったりな。”
”旅をしてると、この世界には残酷なことが沢山あると知る。
けどな、それと同じくらい美しいものがたくさんあるってことに気づくんだ。”
”なんにも変わらないんだね。
トムさんが死んでも何にも変わらない。まるで存在しなかったみたい。
なんでだろ。私が死んでも、いつもと変わらない朝がくるのかな。”
”人間が猫を飼ってるんじゃないって。
猫が人間の側にいてくれてるのよ。”
不器用なお父さん尊い。。
お母さん儚い。
無償の愛に包まれて、自分は親に何を与えているのだろうか考える。