PANDADA

けっこう仮面 新生-REBORN-のPANDADAのレビュー・感想・評価

けっこう仮面 新生-REBORN-(2012年製作の映画)
1.0
原作は永井豪の漫画。

過去には10作もの実写オリジナル・ビデオが作られましたが、劇場映画化は本作が初。

でも、クオリティが非常に低いです。
コメディタッチで行くのか、
それともアダルトな雰囲気で攻めるのかと思ってましたが、まさかのシリアス路線。
かなり暗めの雰囲気で物語が開始されます。

もうこの段階で観るのを挫けそうになりました。

加えて、ほぼ無名に近いキャスト達が酷いですね。
よく言っても、学芸会レベルで、だからこそ無名なのかと、妙に納得。

この時点でもう時計だけが気になってしまい、決して長くない上映時間(64分弱)が早く過ぎないかなぁとか考えてました。

下手くそな演技と、何にも練られていないストーリー、工夫の痕跡すら見つけられないカメラワークをかろうじて我慢しながら観ていましたが、唯一、アクションシーンだけはまだマシかなと。
ま、あからさまな寸止めや空振り、当たったフリなんかも観受けられますが、
ボス戦的な所はややマシなのかな。

でも、まあ、全体的にはどうにも救いようがないですね。

実写第1作はVシネマみたいなものですが、
それでも、ポール牧や関根勤、プリティ長嶋、モロ師岡なんかが出ていて、
それなりに笑える造りだったのに、
なんで映画の方がビデオより低品質なんだか。

まったく「新生」出来ていない駄作。
PANDADA

PANDADA