ジャッキーケン

ヒットマン: エージェント47のジャッキーケンのレビュー・感想・評価

3.6
映画版ヒットマン第二作!!
ティモシーオリファントとは別物の作品だからこっから見ても問題なし!
前作から一変してSF要素が唐突に盛り込まれた2010年代なヒットマン映画!

予知能力なのか脳の処理能力が異常に早い女を守るために47が躍動する!掴みがすげぇ「ターミネーター1」でザカリークイントがカイルリースしてて笑うんだけどまさかの後半から「ターミネータージェニシス」のジョンコナー化する

元のゲームを一切やったことがないから分からんけど本作めっちゃSFしてる
前作がマトモな殺し屋映画なのに対してこの映画は「ターミネータージェニシス」風味のある殺し屋映画

47が守るミュータント女が突然覚醒しては47のバディとなって最強コンビを組み出してからは一気にバディ映画になる
少し先の予知能力に47の最強の殺しスキル、ただでさえ47がチート級に強いのに益々強くなっちまう!

アクションにおいてはSF要素を足してるから前作のガチガチな銃撃戦に反してCGを加えたスタイリッシュさに路線変更していて見ていて2010年代な無難なアクション映画って感じ。

格闘はズームのカット割が多すぎてダメなボーン二番煎じだったしゴアな死に方の風味にCGを加えるのは良いんだけどほぼほぼCG処理してるからゲームのムービー見ているような感じではある。元がゲームだからそこがダメってわけじゃないけど気になる。

テレビでやっててたまたま見る分にはサクッと楽しめる。テンポが良いのと最後にまさかのラスボスどんでん返しで「ここで終わり?」ってなるのが勿体ない。あれ以上話進むとかなり長くなっちゃうんだけど真のラスボス戦を目の前にして終わるとか海外ドラマみたいな幕切れだから惜しい。
最後のあれは気になるなぁ!