二等兵ゲイリーを演じるジャック・オコンネルくん良かったよ...👍👍
【北アイルランド ベルファストの治安悪化のために現地へ赴くことになった新兵ゲイリーが1人敵地に置き去りの状況になり生き残りをかけた物語】
夜の闇と敵味方が分からない状況、セリフの少なさで常にある緊迫感からくる怖さが良かったです。面白かったです。
ただ北アイルランドの紛争の歴史を知らんと分かりにくいですね。私も知らない人間だったので初見後にwikiとか公式サイトとか見てみたりしました(°_°)
紛争で街全体に漂っている恐怖感とゲイリーのいつ殺されるか分からない状況の恐怖感だけではなく、暴徒化している住人や組織の中にも穏健(でいいのか...?)な人たちも描かれている事で独特の雰囲気があるスリラー映画だなと思いました。
バケツの蓋をバンバン叩きつけているあの雰囲気だけでヤバかったな...(°_°)
ベルファストでの恐怖の後は、最後の「全て忘れろ」って言われるあのもどかしさですね。素晴らしいって言えそうなぐらい、なんとも言えぬ後味の悪さ！！！部屋から出て行く時のゲイリーの表情でうおおおん...!!!!とプルプルしてました(((ಠ_ಠ)))
そしてベルファストでの経験でゲイリーという人間に変化が起きてしまっている事にまた言葉にならぬよ...って気持ちでした。
一夜の出来事だったのに「やっと会えた」って最後一言でゲイリーにとってどれだけ長い夜で重い出来事だったかよく分かりました。
もうなんだよこの映画、しんどい←
子どもを巻き込んでのバーの爆発シーンはなかなかの衝撃を受けたし、
「これは殺人じゃない、戦争だ」
この台詞とここのシーンは凄かった...。
