「死人出まくりなアクションコメディ。」
最低探偵と武闘派示談屋のアクションコメディ。バディモノだが、探偵の娘も大活躍で3人目の仲間みたいな扱い。この娘がまたキュートでありながらかなり役に立っていて良いポジション。てか13歳で車運転してるのにビビる。
時代設定が70年代なんで多少の無茶は捕まらないのか、久しぶりにメチャクチャ派手なアクションを観た感じ。車ショーのトコのアクションは落ちまくりのマーチに笑ってしまった。運が良いから助かりまくりなのも面白い。屋上からのダイブなんて一歩間違えれば死んでるからね。
作品全体の空気に反して事件関係者がかなり死にまくるのもビビった。暗くならないようにあくまでコメディに徹してるが、それでも中盤のあの場面は結構キツいよ。このシーンだけはシリアス入るぐらいだし、監督もどうするか迷ったんじゃないかなあ。まあラストのマーチの「でも即死だったからそんなに苦しまなかっただろ?だから大丈夫だよ」の台詞にこの作品のテイストが集約されているんだろうけど。
続編も全然作れそうな感じで、楽しかった。レンタル日も一緒だったのでライアン・ゴズリング主演を2本立て続けに観たが、個人的には「ラ・ラ・ランド」よりかはこっちのが好み。まあジャンルが違うし比べるのが可笑しいとか言われそうだが。