1977年ロサンゼルス
娘のホリーを1人で養う私立探偵のマーチは酒浸りのダメ男
ある日マーチは、娘のミスティを探してほしいという依頼を受ける
有名なポルノ女優であるミスティは、数日前に事故死したばかりだったが、母親が生きている彼女を見たというのだ
一方で、暴力的な手段で問題を解決する示談屋のヒーリーは、アメリアという女性からストーカー退治を依頼される
実はそのストーカーはマーチで、ミスティの友人であるアメリアを追っていたのだった
そんなことは関係ないとヒーリーはマーチの腕を折り、2度と近づかないように警告する
しかしヒーリーが自宅に戻ると、アメリアを追っている謎の殺し屋に襲撃を受けてしまう
事の真相を突き止めるため、ヒーリーは渋々マーチと組むことになるが・・・
ライアン・ゴズリング、ラッセル・クロウがダブル主演するバディ・ムービー
テンション高めのコメディ・アクション
『キスキス・バンバン』でもこんな雰囲気の映画を撮ってたシェーン・ブラックが、更にギアを上げてやって来た一作
手放しで普通に面白い
ニコラス・ウィンディング・レフン監督のとこでアンニュイなイケメンやってたり、『ラ・ラ・ランド』でイケメンやってたりのイメージが強いライアン・ゴズリングがアホな役やってるのだけでも面白いけど、何も考えず観られる力作
二転三転する先の読めない展開に、オトナ向けのブラックなジョーク
万人受けするテンポの良いドタバタ劇
70年代のレトロで夢のある世界を、ノリノリの音楽とともに駆け回る凸凹すぎるコンビの活躍もカッコいい！
やっぱりオトナ向けだからか話題には登りづらかったけど十二分に楽しめる
続編作ってほしい
