apricot

おみおくりの作法のapricotのレビュー・感想・評価

おみおくりの作法(2013年製作の映画)
3.8
ジョン・メイは几帳面で死んだ人を心から想ってくれる優しい人柄。それを伝えるために彼の些細な行動を大切にしている映画だった。
例えば信号ひとつ渡るにしても礼儀正しく、写真を貼るところなどあまりにも綺麗に作業するので見入ってしまった。言葉や表情も少ないのに対してジョン・メイの喜びや怒りの感情が強く伝わってくる。
あと撮り方が光の加減が少し暗めで、白が多く使われてて原色が少ないのが印象的。何人もの死んだ人の人生を辿ることで、彼の中でも何かを満たされていたのだろう。初めは孤独な人に見えたが、人を感じていたくなる暖かい物語だった。

人に思いやりを持って丁寧に生きたくなる映画