僕のような独り身は、こんな人に最後手厚く葬ってほしいと思いました。
身寄りのない死体に遺族がいないかなど最後まで調べて
誰もこない葬式をちゃんと故人の宗教に従い
故人の遺品を探して
弔辞も書いて葬式を行い
遺骨も家族の元に帰そうと頑張るも
時間のかかる仕事ぶりで年下の嫌な上司から嫌味ったらしくクビにされて
最後の仕事となる知らない人の死体の人生を辿って
なぜか友情が芽生えてしまうという映画
無駄もなく淡々と進むストーリーなのに
どことなくアドリブのような演技を入れるのですが
これもこの地味な仕事人の人柄をあらわしててすごく良いです。