おみおくりの作法の作品情報・感想・評価

「おみおくりの作法」に投稿された感想・評価

これやられた、かなり面白い
イギリスのロンドンで民生係として働く男の仕事っぷりを描いた映画なんですが
ほんと上手く出来ている
話自体はなんとなく、オスカー・ワイルドの短編「幸福な王子」を連想した
あれですよね、町の丘にたつ王子の銅像がツバメに頼んで身に着けていた宝石を貧しい者たちに分け与えていく、そんな話
本作にそれと近いものを感じたんですが、まあそのくらい普遍的で、いくら時代が変わろうと名作として語り継がれるだろう要素をもった作品と言えるんじゃないのかな
しかし、これ淡々とした描写が続くんですが
繰り返しに見えて、主人公である男の変化、喜怒哀楽によって描写もまた変化している事に気づくと
演出の巧みさに絡めとられて、物語に一層引き込まれる
その巧みさのせいだと思うけど、ファンタジックなラストシーンにも違和感が無かった
むしろ、あー良かったと
報われたね、と
本当、観ている間は幸せな時間を過ごせた
mia

miaの感想・評価

4.0
彼のやっていたことには意味があったと思えるラスト
人の死を扱う仕事をしている主人公。
なんかジワジワとじんわり沁みる映画だった。
ママン

ママンの感想・評価

4.5
記録:

孤独死について上手く描いているけど、大袈裟ではなく具体的な『死』についてと、必然的な運命のイタズラ=宿命についても絶妙に描いている作品。

質素な食事がなんとも言えない🍽
2つのラストシーン
ラストと ラストのラスト

「えっ」1つめのラストシーンで思わず口をついて出ました


リストラを機に普段食べないものを食べ、飲まないものを飲み、少しずつ変わっていくジョン・メイの姿が頭から離れません

ジョン・メイを演じた役者さんていい役者さんだなぁ
pon

ponの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公がおそろいのマグカップを選んでいる前後の笑顔がとても素敵。
ラストは衝撃的だが、もしかしたら彼にとってはあれが最高の終わりかただったのかも…。

何も言わなくていいから、自分の傍らにそっと佇んでくれる人がいたら幸せ。
と静かに思った。
のり

のりの感想・評価

4.0
ロンドンの民生係の彼の仕事は、孤独死した人の身寄り、友人を探して、葬儀に参列してもらうこと。
住んでいた家で、写真、レコード、手紙等から、生きていた証を探して、彼なりに物語を作りあげ弔辞にする。結局、誰も葬儀には参列しないから、、彼一人のお見送りになるから。
ある日、効率の悪い丁寧な仕事ぶりからリストラに、そして最後の仕事で彼自身思わぬ変化をする。
新しい人生が始まる予感、なのにそれを見事にやられました。
観た当時は自分の感情をどう処理していいのか、、今観てもやっぱり、、記憶に残る映画です。
しかし、孤独死は日本だけの問題じゃないんですね。
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