ゆかち

エフィー・グレイ(原題)のゆかちのレビュー・感想・評価

エフィー・グレイ(原題)(2014年製作の映画)
4.0
ダコタちゃん美しかった…。ヴィクトリア朝時代の可愛すぎるお洋服、似合いすぎる。どんどん日にち変わるのでたくさん見れました♡
実話です。この時代において、とんでもない事件として有名らしいのですが初めて知りました。調べるほど興味深いお話。


↓ほぼネタバレw
美術評論家のジョンと19歳で結婚したエフィー。
このジョンという旦那が心底イライラする奴で、でも実在したんだからどうこう言っても仕方がない。おまけに両親もやばすぎて救いようがない。
そんな家族と一緒に住んで、ひどい扱いを受けても離婚できない。それが「時代」という縛り。見てるほうがひたすらイライラします。

最終的に、ありえないと言われた女性からの志願で別れることができたのは六年間体に触れられることも全くなく、エフィーが処女として認められたから。(この時代の描写でよく処女かどうか検査するみたいなのあるけど、あれ不思議だよね)
どうしてジョンがエフィーに触れなかったのか確証はないらしいけど、本物の女性の体を見て幻滅したから。というのが1番押されてたかな…。彫刻や絵画と同じ目線で見てたら駄目よね:( '-' ):

そして更に時代背景でいったら珍しい、エフィーの再婚。ミレーという画家と結婚するんだけど(今作にももちろんたくさん出てきます)ミレーが書く絵画が本当に美しい。心のきれいな人はきれいなものを描く。ミレーも調べるほど興味深かったです。

映画にはなってないかなりの余談だけど、ジョンがエフィーと別れてから10歳の女の子を好きになって結婚まで申し込んだらしいので、彼は多分精神的にどうかしている(›´ω`‹ )
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