つるみん

デッドプールのつるみんのレビュー・感想・評価

デッドプール(2016年製作の映画)
3.9
【俺ちゃんヒーローになる】

最近のヒーローって世界を簡単に救ったり今や宇宙の銀河系まで救うようなヒーローが出てきたり…。
でも、このデッドプールは愛する人のため、また復讐のためだけに英雄になっちゃうヒーローなのです!

marvelコミックは今や映画界に欠かせない存在となりました。アイアンマンを始めとするMCUやウルヴァリンなどのX-MENシリーズ。本作のデッドプールはどの位置にいるのか非常に気になるところですよね。marvelオタクの友達に少し聞いてみました。

世界観としてはX-MEN側に一応入ります。

ウルヴァリン=完成系
デッドプール=失敗作

この位置付けが非常に劇中にも大事なポイントとなっていきます。どちらも人体実験をした結果の姿であるのです。


ウェポンI:キャプテン・アメリカ
ウェポンII〜III:動物実験
ウェポンIV〜VI:少数民族の人体実験

(一部、割愛)

ウェポンX:ウルヴァリン強化。


いわゆるmarvelの世界での人体実験の構図はこの様になっています。今回のデッドプールはウェポンXに入り、ウルヴァリンの派生プロジェクトとしてデッドプールが産み出されました。そして、失敗作を担当する医師エイジャックスは今回デッドプールの敵となるのです。医師エイジャックスから恋人も人生も顔面も奪われたデッドプールは復讐を誓うのです。


いやぁ〜。
冒頭からギャグ連発でしたよ。
製作者を貶すブラックジョークから始まり迫力あるアクションには非常に満足でした。相変わらず口数が減らないデッドプール、特に第四の壁を破る演出には新感覚を覚えました。まるでその場にいる様な感覚は堪りません。様々なパロディを含め自虐ネタ満載の108分間でした。

デッドプール2に期待が膨らみます。
つるみん

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