のりちり

この世で俺/僕だけののりちりのレビュー・感想・評価

この世で俺/僕だけ(2014年製作の映画)
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池松くんの映画って観てないのがまだあったなあと、思い出したのがこの映画。
そんなに評判が良かったわけではなかったみたいだったが、これが、観たら、なんで、こういう映画作らないの?という面白さだった。

韓国映画「アシュラ」にたまたま加わってしまった主人公2人という感じ。
娘を死なせたパンク好きの仕事を全部引き受ける1人暮らしサラリーマン。
父が警官なのに反抗するかのように悪いことをする高校生。
コンビニで、表向き建設会社のヤクザの車をサラリーマンが盗み、それを高校生が追っかけた。
その車には、なぜか、段ボールに入った赤ちゃんが。。。。
これはなんとかしなくちゃ、と、オムツを替えたり、ミルクを作ったりと悪戦苦闘。
実は、この子、市長選挙の対抗馬として立候補した人の子ども。
この子を楯に、選挙を降りるように説得されるところだったのだ。

ここから、市長、警察、ヤクザがかかわってきて、2人はあっちへこっちへ。
最後は、赤ちゃんがいる市役所へ乗り込む。
中は、もう何がなんだかの状態。
赤ちゃんは、無事、父親に。
2人は捕まったけれど、顔は晴れ晴れ。(腫れ腫れ、でもあった)
どうなるんだろうこの後。
会社は退職、学校は退学。
気になるなあ~
自分の思う道をいけるといいなあ。

でも、あの赤ちゃん、1歳って言ってたけど、寝返りしかできなかった。
たぶん、5か月ぐらいじゃないかな。
ここは、子供を育てたことのある人なら分かるところだね。
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