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脳内ポイズンベリーのcanaのレビュー・感想・評価

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)
3.6
なんだかんだで観れてなかった作品。
原作は水城せとなの少女マンガ。
失恋ショコラティエよりこっち派の私。

飲み会で出会った気になる年下男子・早乙女に対して、頭の中で「理性」「ポジティブ」「ネガティブ」「衝動」「記憶」という5つの思考が、やれ声をかけるかかけないか、やれ誘うか誘わないか等々の会議を繰り広げるという脳内ファンタジーラブコメ。

かなり似た設定の某ピクサー映画も感動的で好きでしたが、これはこれでリアルな恋愛人間劇として楽しめました。

主人公のいちこの頭の中キャストがとにかく豪華笑 中でも西島秀俊・吉田羊・神木隆之介の3人は良い…

見る人が見たらちょっとイライラしてしまうかもしれないけど、そんな面倒くさい女脳の部分が、共感と第三者目線両方から見れておもしろかった。
私もぜひ会議に加わりたかった笑

早乙女の自由奔放さに振り回されているところもありつつ、実は自分が考えすぎてるところもあったりして、
わかる、わかるよ、いちこさん…!てなる(*´`)

ハッピーエンドのその先が生々しいほどリアルで、そこがまた良いと思いました。
不覚にも最後ちょっと涙が出た。
グダグダ悩んでる女子にぜひオススメしたい映画です。笑
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