ゆうか

ボヤージュ・オブ・タイムのゆうかのレビュー・感想・評価

ボヤージュ・オブ・タイム(2016年製作の映画)
2.5
地球上の自然を写して行くのは、「ネイチャー」など他にもあったけれど、本作は生命の起源に着目して、生命誕生の過去にまで遡って、実写、CG織り交ぜられての不思議な映像作品に仕上がっています。
決して綺麗なだけではない、火山の噴火、隕石の落下からの爆発など、恐ろしいような瞬間も映されています。

ナレーターが、所々で「母よ」となにかの存在に呼びかけていって、話は進んで行きます。
要約すると「生命の生みの母よ、なぜ、最近は存在を示さないのですか?」ということらしいですが、「母=神」でしょうか?
神と表現すると、宗教っぽくなるから、「母」と表現したのかな?
自然は美しいが、醜悪な人間の出現で、生命が壊れて行っている。なぜ、隕石等落下させて、浄化しないのか?と、言っているように聞こえたナレーションでした。
この解釈が間違っていないのなら、しかし、「醜悪な人間」を表す時に、身体障害者や、有色人種の野蛮な祭り等を、意図的にザラザラした映像で見せるのは、どうなんだと思った。

綺麗なところの映像は気に入りました。
ゆうか

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