TakaoOikawa

ボヤージュ・オブ・タイムのTakaoOikawaのレビュー・感想・評価

ボヤージュ・オブ・タイム(2016年製作の映画)
3.0
『ツリー・オブ・ライフ』の終盤で驚きをもたらした展開を更に拡大版にして全編に拡げた世界は所謂物語の枠を大きくハミ出して繰り広げられている。

自然と生物、さらに人間社会がイメージ映像的に連なる中、ナレーションも抽象的なものとなっていて、どう解釈すれば良いかは本当に個々に委ねられる面が多くある。

明確にコレといえるものは無く、受け手によって様々な反応を起こすであろう中、自然の営みの雄大さに圧倒され、目の前に広がる日常の小ささはハッキリと見えてくる事は間違いない。
TakaoOikawa

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