kswnokネタバレ有

セッションのkswnokネタバレ有のレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
4.0
斬新!この一言に尽きる!そしてこの言葉が今まで見た映画の中で最もよく当てはまる映画!
評価が高いのも頷ける作品だ!
しかし総合評価が高いのは好きな人(映画玄人が多いと思われる)は大好きだ!!!となる映画だからだろう
正直、決して万人受けする映画ではないと思われる
何を隠そう実は私もその1人だ
まず、表紙以外全くなんの情報も入れず見た私はゴリマッチョな音楽の情熱に燃えた2人が互いに切磋琢磨、研磨し合い最高の演奏を目指し、最後には感動フィナーレを迎える。そんなものだと思っていた
しかしその期待は開始10秒で早々に裏切られる
なぜかと言えばこの主人公かなりヒョロい。そして何より、、、オタ顔だ. . .
もしこの主人公がゴリマッチョならば私も最高評価にしていたかもしれない
それほどこの主人公気にくわない
何が気にくわないってあの薄らい笑いだ
正直気味が悪いし、性格の卑しさが滲み出ていた
最後までこの主人公を好きになれなかった
そこが一番のポイント
対してフレッチャー教授
見た目こそ想像とは少し違ったが映画のキャラクターとしては最高であろう
この映画はこの2人が内容の9割を占める
可愛いガールフレンドやお父さんやライバルなんかも出てきたがそんなのはどうでもいい
要はこの2人だ
肝心のその内容
互いに励まし合い高め合う
そんな想像は全く裏切られることとなる
いい意味で、だ
彼らはいつまでも自分自分なのだ
うまくなってプロになりたい!才能あるものを育てたい!字面にすればいい想いに聞こえるかもしれないが彼らのそれは酷く歪だ
エゴとエゴの衝突
夢のためなら他を全く顧みない
そしてそれがどんどん周りを傷つけていくがそんなのも関係ない
ただ自分のために、夢のために互いを利用し合い落とし合う
この作品終盤はサスペンスか?と思わせるほど騙し合いが応酬される
ここでどちらかが折れて終わっていたら、正直私の評価としては最悪だった
しかしこの映画は先にも述べたが斬新なのである!
最後に全てが詰まっている!
この最後のシーンを撮るためにこの映画を作ったと言っても過言ではない!
エゴとエゴの衝突が魂と魂のぶつかり合いにかわる
この最後を見るために見る価値があると言っていいだろう
いや、ここまでがあっての最後か
何はともあれ個人的には好みじゃないが当然映画としての出来は素晴らしく、楽しめたしその斬新さゆえ素晴らしい作品であるのは間違いないだろう