Kinakosan

セッションのKinakosanのネタバレレビュー・内容・結末

セッション(2014年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

音楽って楽しむものじゃないのかね、、、😂しんどい、、、。これはもはや呪い。

何かを極める人はこのような狂気をはらんでいるのでしょうか。凡人には理解できません。その先へ、足を踏み入れてしまったものたちの物語と言えばいいのでしょうか、、、。最初から気がつけばずっと緊張して観てました。疲れる‼️

あれはフレッチャーの復讐?怖っ。あんな教育してたら訴えられるでしょ。逆に今までやってこれたことのほうが不思議だよ。でも程度の差はあれ、こういう人いるなぁと妙に思ったりもして、、、。人をけなして、けなし続ける人。だけど、尊敬できる部分も1ミリくらいあって、人間くさいところも1ミリくらいあって、一体何なんだかわからなくなる。小さな女の子に僕のバンドに入るかい?なんて気さくに言ってる、あの時の感じ、笑。入らない方が絶対にいいよと教えてあげたい。好きとか嫌いとか超えていく。肯定も否定もできない存在だなと思いました。

チャーリー・パーカーが偉大な存在になった分岐点の解釈について、ここは二分するところだと思う。フレッチャーの考えに至るか、そうでないか。挫折するか、それを乗り越えるか。できる人とできない人がいるから、、、そういう考えは通用しないんだろうな、フレッチャー🤣

結果、取り憑かれたと言うのがベストな気がします。狂気に恐れおののき、そして圧倒される。その後に何が残るのかを描かないところがいい。ていうか描けないか。
Kinakosan

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