kaspar

セッションのkasparのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
4.0
かなり評判になっていたので、今更ようやく観たわけですが、なんというか正直かなり戸惑ってます。こんなイビツな映画って聞いてなかったんすけど?どういうことなんだ!?(知らんがな)
一体この映画は何が言いたいんだ?
うーむ、全くわからん

ずーとオーソドックスなスポ根サクセスもののフォーマット(もしくは挫折からの救済フォーマット)で進むのに、描かれてる内容はどんどんどんどん狂気ものに流れていく、どんどん歪さを増していき、そしてなぜかフォーマットから外れずにあのクライマックスを迎える。
フォーマット的には、燃えて泣けるはずのクライマックスなのに、それを許さないかのように浮かび上がってくる突き放したような冷たさと、怒りや恨みはなんなんだ?

一体何を描こうとしたんだ?
一体何を込めたんだ?

自分がラストに感じたのは、戸惑いと恐怖、監督が描こうとした何かにやられたのは間違いないけれど、それが何なのかがわからない。

映画的にはリズムの取り方が独特で、一気に最後まで魅せ切られました。ま、面白かったです(面白かったのかよ)