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セッションのsoramameのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
5.0
夢は「欲」だ、と言った人がいたけど、この映画はまさにそれだと思う。

キラキラした「夢」の陰にあるものは、よく言えば誰よりも努力するひたむきさ、悪く言えば臥薪嘗胆くらいの執念。

また主人公のキャラクターが、夢以外のものを軽視しまくりのどエゴイストで、その狂気を一層激しいものに。

しかし、瞬きするのを忘れるくらいの凄い緊張感だった。。
生徒たちの楽器の質感とか、汗の匂いとか、緊張感とか全部伝わってきそうなくらいの臨場感。。本当にリアル。

この映画はとびぬけて狂気だけど、ジャズってこんなに激しいものなんだ、、(何か漫画でも読んだような)って普通に驚いた。

しかしラストの、魂と魂のぶつかり合いは、ジャズならではなのだろうし、震えるほどカッコイイ。
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