このレビューはネタバレを含みます
プロのドラマーを目指しているアンドリューがスパルタ教師フレッチャーに罵倒されながらも、日々成長していく話。
フレッチャーの楽団に入ってから、徐々に脅威的に変化していき、アンドリューに少し恐怖を感じつつも、夢中になりすぎて周りが見えなくなるってこういうことなんだろうなと感じた。
そして、最後の見せ場のドラムソロ。
フレッチャーにわざと楽譜を渡されなかったことに対して一度帰ろうとするも
戻って勝手に演奏をはじめ、最終的には
フレッチャーが彼に合わせて指揮をしはじめる。
次のチャーリーパーカーは挫けない
と再会した時にフレッチャーが言った言葉そのもの。アンドリューは、フレッチャーの復讐に挫けず逆にチャンスに変えた。
最後にフレッチャーがアンドリューに対してなんて言葉を投げかけたのかはわからないけど
アンドリューの表情的に、きっとアンドリューの望む言葉をくれたに違いない。
この映画のドラム、実際に主演のマイルズテラーが演奏してるらしい。
だからか、余計にリアルかつ狂気的に感じた。