物体X

セッションの物体Xのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
4.5
ジャズドラマーを目指して音楽院で勉強する青年と、そこで教える教師の交流。淡い恋。父との交流、葛藤。

では全然なく(ごめんなさい)、交流という言葉では生ぬるい、芸術を追求する余り狂気に取り憑かれた教師と青年の感情のぶつかり合いがラストまで続きます。

なんかラストシーンで二人の表情とか見てると、「あ、二人の気持ちがつながった」と感じて一瞬ホッコリしかけたんですが、そんなのは一時の錯覚で、結局下地は狂気なので鑑賞後に二人のその後を想像するとゾッとします。

邦題は「セッション」ですが全然一般的なイメージのセッションはしてません。どっちかというと似合う言葉はハラスメントとか罵倒です。なんかけなした感じになりましたが、感情と感情のむき出しのぶつかり合いを見たいならばオススメ。