このレビューはネタバレを含みます
「いつかは観たい」と思っててついに爆音上映で観て来た。最高だった!!!!
芸術、音楽とは常に孤独なもので、周囲に肯定されたい、幸福に不自由なく暮らしたいとは時に逆に行く事があるけど、極めた人にしかたどり着けない至福の時間があるものだと思った。
ラストシーンは演奏もさることながら、表情の演技、映画を通しての「結果は与えられるのではなく奪い取れ」というものを台詞なく体現してて圧巻だった。
言葉では幾度となく罵り合った2人が、音楽の至福には抗えずまさに「セッション」するのに胸が詰まった。
マジで最後、素敵なジャズの演奏を和気藹々としてハッピーエンド♪かと思ったので裏切りの展開に度肝を抜かれたし、主人公がそこから争う姿は「これこれ!これが見たかった!」ってものだった!!
結局先生の真意はどうだったのだろうか?言葉通りだったのかな?それともジャズの為だったのかな?語られないのもまた良かった…
最後、先生の笑ったであろう口元をあえて映さないのがニクい!!!!