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セッションのはのレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
3.9
文系のパワハラ、みたいな。
それでも奇跡の芸術が生まれる
エンディングは鳥肌。

才能あるドラマーが、
名門鬼指揮者の目に留まり、
出世街道真っしぐらかと思えば、
その師はパワハラ鬼野郎だった。

指導者に悪意はなく、
指導も受け手次第、
ではあるものの、
外野はその光景の痛々しさから
被害者と加害者にしてしまいがち。

ラストのジャズ演奏で、
アンドリューがまたやられて、
最悪バッドエンドが余儀るけど、
そこからの狂気の反発演奏が鳥肌!

決して分かち合った2人ではないけど、お互いの音楽に対する狂気が見事な演奏を生み出して、気づいたら自分も手でリズムをとっていた。
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