ササキ・タカシ

ササキ・タカシの感想・レビュー

セッション(2014年製作の映画)
4.0
なんか、エッチな映画だった。
ムキムキハゲのサディスト爺さんが童貞顔の青年にスパルタ指導って時点でエッチなんだけど、凡人が頭のおかしい人に調教されてそれを超える頭のおかしい人になって最終的には二人だけの世界にイッちゃうみたいな、失楽園のラストで全裸で草原歩いちゃうみたいな、ああアムロ刻が見える…みたいな、それでまわりの人ポカーンみたいな、そういうちょっとアブノーマルなセックスの果ての絶頂みたいなのを2時間弱かけて表現しているエロい内容なので、もうたまらん人にはたまらん映画なのではないでしょうか。フィフティ・シェイズ・オブ・グレイどころの騒ぎじゃない!(見てないけど)

「ジャズバンド版『ブラック・スワン』だ」的な事前情報を聞いていて、うわあ、あれみたいなヘビーなノリなのかと見る前はビビっておりましたが、劇伴が軽快だし、何よりフルメタルジャケットをパロったコントのような練習シーン(隣の席に座ってたギャル風のねえちゃんがゲラゲラ笑ってた)のおかげで陰鬱な気持ちにもならずに鑑賞できて良かったです。一番緊張したのは練習シーンでも本番シーンでもなくてピザ屋でデートのとこだよ! 店内で流れてる曲の解説とか得意気な顔でしちゃダメ、ゼッタイ! 身におぼえがありすぎるよ!