セッションの作品情報・感想・評価

セッション2014年製作の映画)

Whiplash

上映日:2015年04月17日

製作国:

上映時間:106分

4.0

あらすじ

世界的ジャズ・ドラマ―を目指し、名門音楽学校に入学したアンドリューを待っていたのは、伝説の鬼教師。常人に理解できない完璧を求め、浴びせられる容赦ない罵声。やがてレッスンは狂気を帯び、加速の一途を辿る―。

「セッション」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

先にこちらをお読みください。
https://filmaga.filmarks.com/articles/203/

以下、上記記事では書けなかったこと。

本作を貶すポピュラーな言い回しに「ジャズの本質が描けていない」というのがあるようだ。しかし、この『セッション』はジャズの本質を描こうとした作品では無い。
例えば。映画『メジャー・リーグ』は野球の本質を描こうとしているワケでは無いし、チャーリー・シーンのピッチングは時速100マイル(160キロ)の速球を投げられるものでは無いだろう。
イーストウッドの『インビクタス/負けざる者たち』も、ラグビーの本質を描いていない。イーストウッドはいまだにラグビーのルールさえ理解していないだろう。
しかし、だからと言って上記した作品がつまらない証拠にはならないし、貶される所以も無い。


正直なところ、菊地成孔の批評文は支離滅裂な上にムダにダラダラと長く、要点は得ないものの口汚く悪意だけは伝わってくる、気分が悪くなるのみで得るものが何も無い駄文だ。
今回、フィルマガの記事を書くために改めて読み返したが、やはり最初に読んだ時と同じ感慨しか持てなかった。読みづらい悪文。暴力的な文字数。あっちこっちに飛びまわる主張。意味不明さ。口汚い悪意。
つまり、『セッション』におけるフレッチャーの言動だ。


劇中でニーマンをビンタして「俺が遅れているか早いのかわかるか?」と詰問する場面がある。ココで観客は恐怖する。なぜなら「ドッチかわからない」からだ。
「音がずれている」と聞いて回って、結局誰も自覚の無いまま、(フレッチャー視点では)間違っていない青年が楽団をクビになる場面まである。
要は間違っていても、正しくても、どっちでもイイのだ。
例えば。バスケのシュートでリングを外れてしまえば一目瞭然でミスがわかる。叱られたとしても、その理由は明確だ。算数の計算なら「間違え」はもっと明確だ。
しかし「テンポがあってない」「音がズレている」はよほど明確にズレてでもいない限り間違いはわからない。プロの音楽家では無い多くの映画観賞者にとっては特にそうだ。そして、「アメリカ白人が教えるジャズは3流」「グルーヴが無い」といった明確な答えの無い主張もフレッチャーのビンタと同じだ。
その道で「先生」と呼ばれる人物が「ダメ!」と言えば反論の糸口は無い。自分としては「何が悪いのかわからない」としても、「先生」が言うのだから「ダメ!」なんだろうと思うしかない。
その理由が「支離滅裂な上にムダにダラダラと長く、要点は得ないものの口汚く悪意だけは伝わってくる言葉」で語られたとしてもだ。


つまり、菊地成孔は『セッション』のフレッチャーに自分自身を見つけてしまったのだろう。自分の醜さを詳らかにされ、若造にしてやられる場面を見せられた。そう感じたのではないだろうか?
だとすれば、全てのスジが通る。
どうにかして貶さなければならない。自分のファンには見せてはならない。自分のやり口がバレてはいけない。そんな必死な思いが、暴力的に読みづらくてムダに長くて、口汚い評文になった。

結果として、いつもの自分/フレッチャーがやるようになってしまったが。
yoneko

yonekoの感想・評価

4.5
最高。なにもかも最高。
シーズ

シーズの感想・評価

4.0
比較的短い作品ですが、見ている側も緊張感に包まれ、ストーリーに引き込まれます。
度を超えた苛烈な指導を行うフレッチャーは狂人的で、でもそこへ立ち向かうニーマンを見ていると勇気が貰えます。

特に最後のシーンは圧巻です。
その後の展開も無いのが良いです。
n

nの感想・評価

3.0
くっそわろた。たしかにこれは怪獣映画。
しかし我が国には中高の部活動をはじめとしてこんな指導者はざらにいるし、しかもそいつらが異常者と見なされるどころかモラハラと暴力によって尊敬を集めていたりするのである。笑えない。
pansy820

pansy820の感想・評価

4.5
ラストは息を飲むというか、体にぎゅっと力が入って入って、エンドロールが出た途端に一気に全て解放されました。映画館で見てたら疲労感半端なかったなと思います。
ストーリーはシンプルだし、焦点が当たるのはニーマンとフレッチャーの2人だけ。おまけに、この2人の関係に見るところがあるというわけでもない。なのにこの映画の圧倒的な熱量。見た後に誰かに見てもらいたくて仕方なくなるような「いいもの観た!」という衝動。
何かに情熱を注ぐということだけで、こんなに人を惹きつけるものが作れるのかという感動があります。素晴らしかった。
自分が映画を観るのはこんな力に巻き込まれたいからだなーと感じます。

邦題はちょっと違うかな。
minami

minamiの感想・評価

2.2
俺の頭じゃ理解不能。
marm25

marm25の感想・評価

4.9
言葉にするのが悔しいほどの余韻です。舐めてました。鬼指導者がドラム奏者にスパルタで指導していくというストーリーが、なぜこんなに高評価で人気なのかと。こんなにも目も耳もすべてを引き込まれてしまう映画だとは全く思ってませんでした。ストーリー人間性音楽映像雰囲気の全てが整っていて統一されていてとにかく完璧。
DVD買ってまでまた見るわけじゃないから-0.1にしたけど、周りに絶対勧めます。音楽が全然わからなくても脳が震える映画です。
さはら

さはらの感想・評価

3.5
音楽に狂った教授と生徒の物語。芸術に狂った経験がないからただ狂ってるだけの映画だった。のだめカンタービレの方が好き。

このレビューはネタバレを含みます

実力主義。よかったねフレッチャー。
>|