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ランダム 存在の確率のメタのレビュー・感想・評価

ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)
3.4

自分の世界って...?


・量子力学
・シュレディンガーの猫
・パラレルワールド

これら、物理学的な考え方を絡めたSFスリラー映画。物理理論の映画での表現の仕方がなかなか新鮮だった。



以前から気になっていた今作、やっと見れました。


家に集う男女数人。

彗星のせいで、家の周りが不思議な空間になってしまう。そして驚くべきことに、自分たちと姿形が同じ人物たちがいる家を発見することになる。

まるで近所が物理学の実験場になってしまったかのよう。この不思議な状況に登場人物たちも徐々に気づいていく。

進行とともに謎が増え、我々観客も見ていて分からない。新しい事実もどんどん出てきて、混乱させられる。

その謎を解く鍵が、「シュレディンガーの猫」。

本来は、量子論を批判するための思考実験である。

ミクロな世界では、世界が重ね合わさっている、と解釈される。そして、観測により、"収束"する。

そう、ポイントは、世界が収束してしまう、ということ。

ここが、映画としてストーリーの肝だ。

量子力学的な考え方に全く馴染んでいない人には、インパクト、魅力が薄いのかもしれない。劇中では、多少説明があるが、その説明を聞いてもリアルな物理学として受け止めきれないかもしれない。

それほど、量子論の世界には常識が通用しない。

そんなワケのわからない現実にたいして、主人公たちは奮闘する。シュレディンガーの猫的な状況の飲み込みも早い。彼らはインテリ層なのか。

そして、主人公の頭によぎった作戦とは...

一気にスリラー映画へ...

気になる方はぜひ見て欲しい。



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http://interaction.hatenadiary.jp/entry/2018/10/13