Annikki

キャリントンのAnnikkiのレビュー・感想・評価

キャリントン(1995年製作の映画)
3.8
実在の女流画家キャリントンと同性愛者の作家リットン。
お互い認め合いながら、惹かれるのに、リットンは男性しか愛せない。キャリントンは、奔放に色んな男性と関係を持っているが、満たされるはずもなく。

リットンは病に侵され始め、衰弱していく。リットンがバスタブで使った、身体を洗うスポンジに、いとおしそうに顔を埋めるキャリントンの静かなシーンに泣いた。
ラストは、予想外に哀しかった。

存在する誰もが、美しい映画。
若いエマ・トンプソンが生き生きしている。
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