けんけん3号

ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンスのけんけん3号のレビュー・感想・評価

3.5
続いて3を鑑賞。ハンガーゲームはなく、反乱軍vs独裁国家の戦争。カットニスが革命の反乱軍のシンボルになることを決断する。ここでもカットニスは苦悩する。しかも前作で独裁国家の捕虜になってしまったピータが、独裁国家のプロパガンダにされる。それを見て、ピータに愛を感じながら複雑な想いのカットニス。そして今度は恋人のゲイルと一緒に行動しており、ゲイルもゲイルでカットニスの想いを感じつつあり、複雑な想いを持っており、その互いの心模様が切ない。妹の代わりに参加したハンガーゲームから思わぬ方向へ事態が変わり、革命の渦に巻き込まれ、翻弄されてるカットニス。反乱軍のプロパガンダのカットニスはカッコイイ。両軍のプロパガンダ合戦を見ると戦争においていかに民衆をコントロールするのが大事なのかが分かる。実際の戦争ではフェイクニュースが出たりするもんね。情報を操作されると、何が真実で、何を信じるかの判断は難しい。ラストはカットニスにとってなかなかの衝撃。完結編に向けての繋ぎの作品なので、やや中途半端感はあるが、ドラマとしたら見応えがあるかな。予想はしてたけどシナは残念だった。フィリップ・シーモア・ホフマンも残念。