MiYA

ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンスのMiYAのレビュー・感想・評価

3.5
フィリップ・シーモア・ホフマンが亡くなったときは悲しかったけど、これは撮り終えてたんですね。よかった~。

「ハンガー・ゲーム」自体が行われず、管理社会への反乱を描く、ただの(?)革命映画となってしまったことには、当然賛否両論あるでしょう。でも、子どもがゲームに参加するだけの話が、こういう壮大なストーリーに展開していくのは頼もしい限り。

ジェニファー・ローレンスが一気に大人になり美しくなっているのも、前作を上回る美点の一つです。

ただようやく反乱に立ち上がった彼女だが、彼女は反乱軍の指導者のいうがままで「革命のシンボル」を演ずる羽目になり、ここでも「大人の言いなり」感が出てしまっているところが、面白くもあり、苛立たしくもあるところ。次の最終作で、まわりのあらゆる大人の鼻をあかしてくれるのを期待したい。
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