映画のベースとなったチェーホフの戯曲「かもめ」のことも何も知らないまま観たけど、個人的にはわりと好きな作品だった。
理解できたというよりは、受け入れることができたという感じ。
舞台のシーンはイタすぎて見てられなかったけど。
他の方のレビューを読んで初めて、アメリカの国鳥であるハクトウワシが映画で出てくると大体何か意味がある、ということを知った。
その視点で見ると、エリザベスが帰省したのが戦没者追悼記念日だったってことが関係してるのかと思える。
戦没者追悼記念日に撃たれて死んだ国鳥=戦没者の象徴かと。
そのハクトウワシを撃ち殺してしまったエリックは、死者を愚弄したことになってしまうのだろうか。
原作読んでないし、元はハクトウワシではなくかもめだというからわからないけども。
いつか、原作読んで背景勉強してから、もう一度観直したい。