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神様なんかくそくらえのmitoのレビュー・感想・評価

神様なんかくそくらえ(2014年製作の映画)
2.8
東京国際映画祭でグランプリと最優秀監督賞を受賞した作品

ニューヨークのホームレスの若者達のドラッグに溺れ、荒んだ生活をリアルに描く。
主演のアリエル・ホームズの実体験を基に製作されているそうだ。登場人物は皆捻くれていて、犯罪も平気でする、言葉使いは汚い、非倫理的、つまりクズ人間達故に異様なリアル感がある。

終盤の少し非現実なストーリー展開までは淡々と彼らのその場その場の生活を描いているだけで、まず常人には理解出来ない理論が展開されるので、胸糞悪くなる人もいると思うし、正直、自分も登場人物全員にフラストレーションが溜まり、誰一人好きになれるキャラクターがいなかった。

ラストになってこの生活から逃れられない絶望感に打ち拉ぐ強烈なパワーはあるものの、全体を通すとノンフィクション感を追求した故の理不尽さが肌に合わなかったかな。。。