果てしなく続く海への道。
惑星パンドラで結ばれ、幸せな家庭生活を送っているジェイクとネイティリ。
しかし再び現れたスカイ・ピープルの襲撃によって聖なる森は焼け野原となり、一家は移住を余儀なくされる。
そして物語の舞台は、広大で神秘的な海へと進んでいく。
構想10年、巨匠ジェームズ・キャメロンが贈る新時代の映像体験。
と言いつつ普通に2Dでの鑑賞となったが、目眩く続く映像美にただただ圧倒されてしまう。
海・山・空・植物の一つ一つまでもがオリジナルというまさに異次元レベルの世界観と、そこで織りなす家族愛の物語。
“人間=悪”という概念からも親子の絆が垣間見れ、特に終盤スパイダーのあの選択は複雑だが次回作の展開を期待させる。
「アバター」シリーズは全5部作が予定されており、私たちの知らないパンドラの世界が明かされることになりそうだ。
3時間12分を感じさせない没入感は是非映画館で味わってほしい。